ひとしずく。その21

 ゆるキャラ・グランプリに、今年は過去最大となる1580キャラが参加して覇を競ったそうだ。あどけないばかりの盛況ぶり。その火付け役となったのは、一昨年のグランプリに輝いた熊本県の「くまモン」らしい。グランプリのお陰で昨年の「くまモン」関連グッズの売り上げが、300億円近くに昇ったそうだから、グランプリへの挑戦は「あどけない」どころか「心血の戦い」ということのようですな。
 わが埼玉県も、全国4位という9018万円のキャラ予算を組んでグランプリに挑んだけれど、結果は65位だったと、今朝の新聞が報じている。県のキャラ関係者の皆さんからすれば、物干し竿を振り回したけど、「やっぱり星には届かなかった」ということでしょうかね。
 キャラで掴むのは、おカネじゃなくて、まずは子どもの心でしょう。
 そこで今日のひとしずく
『夢を見るのが子ども。夢を喰いつぶすのが大人』