ひとしずく。その12

 巨星マンデラ氏の沈んだその深夜、昇りし旭日を朝刊に見る。
「えっ、この人たち、僕たちが選んだ人?」って感じ。国民に選ばれたのに、その人たちの政治行動は、比率にして民意と真逆って、どうすればこうなるんでしょうねえ。例えば秘密保護法。そして原発も。
 根本的な原因は、ヒラメ化した議員さんや、クラゲ化した議員さんしか選ばなかった僕たちの側にあるんでしょうねえ。つまりは「すけべ感」。原発も戦争も嫌だけど、小遣いが百円でも上がるなら、あの戦闘的な三代目でもいいかあ…みたいな流れ。
孫子の世代」に目を瞑るって、間尺に合うのかなあ…。英国の歴史家カーライルは「この国民にして、この政府」と言ったそうだが、それって、僕たちの今を予測した言葉かもね。
 そこで今日のひとしずく
『ド〜ンと「大きな理不尽くん」を育てたのは、「無関心さん」という名の親』