ひとしずく。その5

 超党派の国会議員でつくる「『山の日』制定議員連盟」が、8月11日を国民の祝日とする法案を提出するそうだ。来年の通常国会での成立を目指すという。国民の祝日はすでに年間15日あり、多過ぎる気もするが、まあそれは置いといて、僕が思うに、休日をその都度アッチ、コッチと動かすことって、アレ厭ですねえ。成人の日が9日だったり、こどもの日が6日だったり、敬老の日が17日だったり…。休んでいながら「何で休んでいるのか判らない状態」の青少年に、祝日の意味合いへの感謝なんぞ生まれる筈が無いと思うの、僕だけでしょうか?
 そこで今日のひとしずく
『人間が何よりも欲しがるものは、多くの場合、すでに失って取り返しがつかないものである─ということを、失う前に気付く心を育てることは、人間には、そもそも無理なのかも知れない』